人気ブログランキング | 話題のタグを見る

さいたま市で子育て中


by khyacinthus
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

悪夢。

知っている人は知っていると思うけど、
知らない人は知らないので
ちょっとまとめて話そうではないか~い(ルネッサ~ンス♪…って感じの内容でもないけどさ。)

今月末で今の仕事を辞めるので、
後任者が来てる。
後任者はおばちゃまだ。
後ろから見ると、小さくて髪も茶髪だし、細いし。
ただね、よくしゃべる。
引継ぎしてる私より何倍もしゃべるんだ。


そんなおばちゃまだけど、

初日から
「Nさん(←私)は英語しゃべれそうにないけど、できるの?」
TOEICの点数が私のほうが上だと知ると、
「日本人ってやたら点数だけ高いのに、まともに英語できる人って少ないのよね」
…といった具合だったのさ。
でも、
この人相当できるんだろうと思ったんだよね。
こんだけ大口たたくのであれば。
だからしたてに出たのよ。
「私たいしてできないっす」「契約書とかの知識はないですからね」的な感じで。

そしたら調子にのってきてさ、
私「課長の承認が取れたら…」
おばちゃま「あ~、課長のAPPROVALが取れたら、でいいのね?」と。
ところどころ英語。
「私が住んでたのはニューヨークで、家はFORESTに囲まれてたの」
「WHAT IFこの書類のAPPROVALが…」

ouch…
じゃなくて、痛いよね。
痛いし、寒いよ。

しかもニューヨークの「ヨーク」が
スゲーRの発音入れちゃってるし。
そんなんだったっけ?って思うくらいRってるから
調子狂うし。
まーこれはいいや。寒いだけだし。

初日に、メモ用にノートを渡したら、
「何に使うの?」
私「メモ用です」
「Nさんが使ってるので途中のがあったらそれでいいけど。」
…私のメモを見てどうする…。
っというわけで、メモは取る気なしらしい。

収入印紙という切手のようなものを管理するエクセルの用紙があるんよ。
それ、マクロが組まれてるのね。
とりあえずボタン押すだけで、
いろんなシートから情報集めて、計算してくれる計算式が入ってるわけさ。
その用紙は半年に一度、会計の人が不正使用していないか確認するのさ。
私「だから会計さんが見やすいように、こうやって入力して、管理します」
おばちゃま「この用紙のどこが見やすいんだか分からないけど、これで管理すればいいのね」
私「…(ブチ…)だったら、このエクセルを消去するんで、
私がいなくなったら自分でマクロ組んで見やすい用紙にしてくれていいですよ。」
おばちゃま「いや、これでやってきて、Nさんはこれが見やすいと思うんでしょ。だったらこれ使うけど」

…。
単にマクロが組めないらしい。
オートフィルタで検索できない、
印刷も1枚で収まるものを2枚でしか出せない。
エクセル使えないらしい。
だったら、覚えようとすればいい話なんだけどね。
「分かってます」みたいなしゃべり方するからあえてわざわざ教えないでおこう。


隣の席の子「これ、4000円の印紙貼って、捺印請求してください」
おばちゃん「はい。」
しばらくして、
おばちゃん「これ捺印請求でしたっけ?」
隣の席の子「はい。継続取引は4000円の印紙を貼ってくださいね。」
しばらくして、
おばちゃん「4000円の印紙ですか?」
隣の席の子「継続取引かどうかっていうのは契約書に書いてあるんですけど、
それは4000円なんで、貼って、捺印請求してください」
しばらくして、
おばちゃん「捺印請求って…」
…しつこいっしょ。
メモとってないから分からなくなるんだろうね~。

ゴミ捨て場の場所を初日に教えたんだ。
2日目に「ダンボールも昨日ゴミ捨てに行ったとこで」っと行ったら、
「昨日ゴミ捨て場には行ってない」っと。
だから2日目も案内したのね。
そこまで徒歩30秒くらいかね。
その間、ず~っとしゃべってるんだ。初日と同様ね。
「ここです。昨日来たでしょ」
「あ~。記憶にな~い。完全に忘れてるぅぅ」

3日目、「これ、昨日のとこに捨てに行ってください」
「昨日?」
「はい。廊下でたとこの…。」
「どこでしたっけ。」
「ダンボール捨てたでしょ?」
「あ~。たぶん分かると思う。」
…。

契約書のコピーをとるんだ。
でもね、A4のコピーを取るときに、
私「ここのA4の線に合わせてとるときれいにとれます」
って教えたのよ。
次の日、社員の人からクレームが。
コピーがスゲーずれてるのよ。
おばちゃん「Nさんがここに合わせればきれいにとれるって言ったんで。」
…。用紙のサイズがA4なら、の話を私はしたんだけどね。
とりあえず、私のせいらしい。

契約書が正式に結ばれると、
関連部署にそれを報告する報告書ってもんを作るんだ。
これ、偉い人にまで届くもんだから大きな失敗はできないんだ。
何度も注意したんだ。
しかし、私が有休とってる間、
おばちゃまは3件もミスった。
しかし、
月曜に気づいて注意すると、
「金曜にNさんが休んでるから確認してもらえなかったからこれで流しちゃいました。
それにそんなに重要だなんて教えてもらってませんけど。
このボタンって二回押さなきゃいけないって
どこかに書いてありましたっけ?ちゃんと流れを教えてくれないから
分からなくなるし、
Nさんがごちゃごちゃ言うからこんなミスしちゃったんじゃない。でも
結局ミスしたのは私なんで、すみませんでした」
…。

「私の机あさるのやめてもらえませんか?」
おばちゃん「Nさん来るまで何したらいいのか分からないし。急ぎの仕事があるかもしれないし。
朝何をすればいいとか、何も言ってくれてないじゃない。」
…。

「電話が鳴ったらとってください」
「Nさんだってあんまりとってないじゃない。Nさんの席からは電話遠いからいいけど、
私の席だと目の前だし、どのくらいのスタンスで電話取ればいいのか分からないんだけど」
「電話が鳴ってます。誰も取りません。そしたら、取ってください。」
「でもそれってどういうスタンスなの?確率的に私が電話とるのって……」
…。




悪夢継続中。
by khyacinthus | 2008-09-22 15:28